TVシリーズ · 1970-1971年 · 虫プロダクション / TMS · フジテレビ · 79話
あしたのジョー · ちばてつや · 梶原一騎 · 出﨑統 · 1970年
1970年、日本中を泣かせたボクシング漫画。出﨑統が自身のスタイルを発明したシリーズ。すべてを燃やし尽くすまで戦い続けた流浪の少年の物語——燃えて、燃えて、燃え尽きるまで。
漫画『あしたのジョー』は梶原一騎(高森朝雄のペンネームで)が原作を書き、ちばてつやが作画を担当し、講談社の週刊少年マガジンに1968年1月1日から掲載された。矢吹丈は、東京のスラム街に流れ着く暴力的で根無し草の孤児だ。そこで老トレーナーの丹下段平と出会う。彼のボクサーへの変容——波乱に富み、苦しく、断続的な——が物語の中心的な弧だ。シリーズは大きな文化的反響を呼んだ。経済成長の日本が置き去りにした者たちの物語だったからだ。
虫プロダクション在籍中の出﨑統がシリーズの大部分を演出し、その独自スタイルをここで鍛え上げた。ポストカード・メモリー(高コントラストの静止画、壁紙印刷のような質感)、ダッチアングル、劇的な影、スローモーションの表現的な使用。これらの技法——限られたアニメーション予算を補うために開発されたもの——は芸術的な署名となり、その後の世代の演出家たちに影響を与え続けることになる。キャラクターデザイナーはちばのアングラ的な作風を忠実に再現した杉野昭夫だ。
1970年、漫画でジョーのライバルであり友でもある脇役キャラクター——力石徹——が死んだとき、前例のない反響が起きた。東京で架空の葬儀が催され、漫画のキャラクターを悼む喪に服した数百人が参列した。日本文化における最初の大規模なパラソーシャル・モーニングの例のひとつだ。この出来事は、漫画が日本文化においてひとつの独立した芸術として定着した瞬間を刻んだ。
あしたのジョーの結末——最後の試合の後、コーナーのスツールに沈んだジョーが微笑みを浮かべ、骨の髄まで燃え尽きた体で倒れる——は、漫画史上最も印象的な幕切れのひとつと見なされている。「白いロウソクのように完全に燃え尽きた」ジョーのイメージは、日本において自己を消耗し尽くすまでの全力の献身を表す文化的メタファーとなった。劇場版アニメが2本(1970年、1981年)と実写映画(2011年、李相日監督)が制作された。
Leave a comment