TVシリーズ · 1999年〜 · 東映アニメーション · フジテレビ · 複数シリーズ
デジモン デジタルモンスター · 本郷あきよし · 東映アニメーション · フジテレビ · 1999年3月7日
ポケモンの「ライバル」だったが、ライバルではなかった。デジタルワールドに迷い込んだ子供たち。進化するモンスター。そして外見から想像する以上に深い、物語と感情の厚み。
ポケモンとデジモンの対立は、1990年代末の校庭における大論争のひとつだ。実態はというと、二つのシリーズにはほとんど共通点がない。ポケモンはゲームボーイのゲームから、デジモンは電子玩具(たまごっち)から生まれた。ポケモンはコレクションで、デジモンは仲間のチームだ。ポケモンは独立したエピソードを積み重ね、デジモンは長く複雑な物語の弧を持つ。「ライバル」は実は異なるジャンルの作品だった。
『デジモンアドベンチャー』(1999-2000年)は、デジワールドに転送された八人の子供たちが、それぞれのパートナーデジモンとともに戦うシリーズだ。進化——パタモンからエンジェモン、そしてホーリーエンジェモンへ——は物語の事件であり、単なる強化ではない。最終篇——現実世界への帰還と子供たちのデジモンとの別れ——は、1990年代の子供向けアニメの中で最も胸が張り裂けるエピローグのひとつだ。
『デジモンテイマーズ』(2001-02年、第3期)は貝澤幸男が監督し、小中千昭(『serial experiments lain』)が脚本を担当した。デジモンシリーズの中で最も暗く、最も哲学的に密度の高い作品だ——意識の本質、死、恐怖といったテーマを扱う。大人の批評家の間では、最も優れたデジモンの篇として広く見なされている。
和田光司の『Butter-Fly』——デジモンアドベンチャーのオープニングテーマ——は、その十年で最も感動的なアニメオープニングとして定期的に挙げられる。上昇するメロディと、飛翔と変容を歌う歌詞は、子供の頃にこのシリーズを観た大人に直撃する。和田光司は続編シリーズのオープニング曲も歌い続け、フランチャイズ全体にわたる音楽的な一貫性を生み出した。
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